車検基礎知識

自動車を保有する以上、日本では車検を受けなくてはいけません。
当たり前のように受けていますが、車検とはと聞かれると、詳しくは知らない方が殆どではないでしょうか。
ご存知の方も見えるかもしれませんが、おさらいの意味を含めて基礎をご説明します。

車検とは、正式名称を「継続検査」と言います。
国が定める検査を受けることで次の期間内に日本の公道を走る為に必要な検査のことです。検査の内容は、その自動車が安全どうか、決められた排気ガス規制をクリアしているかとかを中心に検査します。

つまり、自動車が公道で走行する上で条件を満たす基準が保安基準と言い、その基準に適合しているかどうかを国が一定期間ごとにチェックするのが車検です。

自動車を走らせるためには、この検査に合格して新たな有効な自動車検査証の交付を受けなければなりません。全ての自動車は、ある一定の期間ごとに車検を受ける義務がありのです。

車検は、「車検証に記載されている有効期間の満了する日」までに必ず行ないますが、新車を買った後、最初の有効期間の満了日は３年後、２回目以降は２年ごと、になります。

以前は、10年を越えると1年ごとに車検を受けなくてはいけませんでしたが、近年の自動車の品質の向上により、1年ごとに受けなくてはいけない制度はなくなりました。

基本的に車検の有効期間は「車検証に記載されている有効期間の満了する日」までですが、自動車の種類によって異なります。新車の自家用自動車は3年、2回目以降の自家用自動車は2年、自家用小型貨物車は新車から最初は2年で2回目以降の車検は1年です。

自家用普通貨物車も、自家用小型貨物車と同様な車検サイクルとなっています。

車検にかかる費用やユーザー車検などの基礎知識からネットで車検予約まで。